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緑内障・高眼圧症領域に配合剤が相次ぎ登場(医療介護CBニュース)

 緑内障・高眼圧症領域に配合点眼液が相次いで登場する。4月20日には、ファイザーの「ザラカム配合点眼液」が同領域の配合剤としては国内で初めて発売された。また、万有製薬と参天製薬の「コソプト配合点眼液」、日本アルコンの「デュオトラバ配合点眼液」が、16日付で製造販売承認を取得した。

 緑内障は、眼球内を循環して角膜や水晶体などに栄養を与える房水の流れが悪くなり、眼球内にたまることで、眼圧が上昇して視神経が損傷を受け、視野が徐々に欠けていく疾患。各社によると、確立された治療法は眼圧を下げることのみで、点眼薬による眼圧下降療法が主流となっている。
 緑内障の治療では2剤以上の点眼剤の併用得用法が汎用されているが、複数の点眼薬を併用する場合は、続けて点眼すると目から薬液があふれ、薬剤の効果が十分発揮されない可能性がある。このため、点眼の間隔を5分以上空けなければならず、点眼コンプライアンスを保ちにくい側面がある。一方、配合剤は併用療法と比べ、点眼回数を軽減することができるメリットがある。

 緑内障治療に用いられる点眼薬の中でも、房水の産生を抑制する「β遮断剤」「炭酸脱水酵素阻害剤」や、房水の流出を促進する「プロスタグランジン製剤」は、効き方が異なるため、組み合わせることで高い効果が見込まれる。
 ファイザーのザラカムは、国内で最も多く処方されているという同社のキサラタン点眼液(プロスタグランジン製剤)とチモロールマレイン酸塩(β遮断剤)の配合剤。同社は市場規模予測として、初年度である今年度の投与患者数を4.7万人、販売金額を37億円、ピークの2016年度は18.7万人、147億円を見込んでいる。

 これに続く日本アルコンのデュオトラバも、同社のトラバタンズ点眼液(プロスタグランジン製剤)とチモロールマレイン酸塩を配合。
 一方、万有製薬と参天製薬のコソプトは、万有製薬のトルソプト点眼液(炭酸脱水酵素阻害剤)とチモロールマレイン酸塩を配合している。両社によると、コソプトは世界で最も多く使用されている配合点眼液で、国内では万有製薬が開発し、製造販売承認を取得しており、今後は参天製薬が販売し、両社でプロモーション活動を行う。

 ファイザーでは、日本国内には300万人前後の緑内障患者がいるとみられ、高齢化に伴い患者数も増えているとしており、今後の市場動向が注目される。


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